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小林よしのり
2021.5.21 06:43日々の出来事

変異株の言葉に置き換える会話

昨日は酒を飲みつつ美食を味わった。
どうしてもコロナの話題になってしまうが、「コロナ」と
いう言葉が他の客に聞こえたら不快だろうから、
「ロナちゃん」と言えと指示した。

それ以降は「世界中でロナちゃん騒動は、結局は
PCRパニックに過ぎない」といった調子で、「PCR」
という言葉も他の変異株な単語に置き変えねば
ならなくなるから、難しい。

5時に食事を始めて、あっという間に8時になって、
客が帰り始めるから店を出たが、タクシーで帰宅中、
もう街中には誰もいない状態で、何曜日だったか、
全然分からなくなる。
しけた日々だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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